USB接続のAVR書き込み器の製作


製作開始(2007/9/15)
いままでAVRの書き込み器は自作のバイトブラスター互換ボードで書き込んでいたのですが
大容量のデータを書き込んだとき書き込み速度が遅いのと最近のノートパソコンはプリンターポートが
ないものが多くなってきたのでUSB接続のAVRライターを製作しました

元ネタは

http://www.fischl.de/usbasp/index.html USBasp大元のページ

http://qrp-homebrewers.net/usbasp.aspx JN3XBY岩永さんのページ FRISKケースのAVRライターの記事があります。

特に新しいことはやっていないので写真と簡単な説明だけです。
詳しいことは上記の元ネタサイトをご覧ください






プリント基板の設計中(9/15)
設計したパターンをOHPフィルムに印刷(9/17>
FRISKケースはサイズ比較用です
とりあえず水晶とCPUだけ実装した状態
いきなり完成(9/22)
ちょうどのサイズのケースがなかったので近所のホームセンターで買ってきた0.3mmの真鍮版を折り曲げて作った板金ケースです。
同じくUSBケーブルも百均で買ってきたUSB変換ケーブルを途中で切って使っています。
ケース内部です

で あっさりできてしまいました
試しに書き込んでみるといままで数秒かかっていたプログラムがあっという間に書き込み完了で非常に快適です。

問題発生(9/23)
ここまで調子よく書き込みできていたのですが
これをノートパソコンにインストールしようとしたところ正しく認識されずインストールできません
いろいろ調べたところ 今回製作した回路はUSBのD-の信号は1.5Kオームで+5Vにプルアップしていますが
ここが3.3Vでないと機種によってはうまく認識されないことが判明しました

最近の回路図ではこの部分に3.6Vのツェナーが入っているのはその対策のようです
手元に3.6Vのツェナーがなかったので代用として1.5KΩプルアップを2.2Kと3.9Kの抵抗分圧に換えると
うまくいったとの情報をいただき早速試してみたのですが状態は変わらずでうまくないみたいでした

ツェナーダイオード入手(9/28)
3.3Vのツェナーダイオードを入手したので付けてみました
ダイオードは +D -D両方に入れています。
ノートに繋いでみたところ無事認識するようになりました
これで外出先でも書き込み放題です。


ノートでも無事認識しました