R3361ANの50Ω化についての続き



2013/11/09
先日やっと絶縁体径が4mmのNコネクターを入手できたのでコネクターを交換して
チップ抵抗を取り外し替わりに同じ大きさの銅箔テープを半田付けしました

改造したスペアナ入力部
トラジェネ出力も同様に改造しました

コネクターはフランジの小さいもので4mm径のものは見かけるのですが
通常のサイズでこのサイズのものがなかなかありません

いろいろさがしてジャンクでたまたま未使用品を発見したので入手してきました
絶縁体部分は必要な長さより少し長かったのでカッターでテフロンを少しカットして
リード線も鑢で少し修正しました


あとは ソフトが50Ω対応になればと思っていろいろやってみたのですが
先日も書きましたが3361AのROMに交換するのもだめ
メモリーバックアップ電池を外してしばらく放置してみましたがこれももちろんだめでした
ネット検索でシステムを工場出荷時に戻す方法というのをみつけたのでそれもやってみましたがだめ
いろいろなキーを押しながら電源起動してみましたが隠しメニューの様なものは見つかりませんでした

このようなことを繰り返していたのですが
ある日メインCPUボードをいじっていたときに突然下の画面が表示しました
いつもの起動画面ではなく型式が?になっておりその下にいくつかの型番が並んで番号で選べ
とのことです。

私は誰画面

ここで迷わず"3" R3361Bを選びました

今度はオプションはどれを付けるか という画面です。

オプション付け放題画面

ここはよく分からないので適当にいくつかボタンを押してから
"9" EXIT
で通常の測定画面になりました

このあとは電源起動するとR3361Bで起動しました。
その後はまたいろいろやっていますが再びこの画面を表示させることが出来ません

 下の画像のように3600MHzまで見えます。トラジェネも2600MHz以上で出力レベルが少し小さいですがちゃんと出力し ロックはずれも無いようです。

一つ問題は電源起動時に「frquency correction data が異常」という警告が出るのですが AUTO CALを実行しても無くなりません
どうやらauto calのデータの他にメーカーで周波数特性の校正データが入っていたようでそれが3361AとBで違っているために エラーになっているみたいです。
でもとりあえず動作しているようで誤差を気にしなければ問題ないです。


3600MH迄の表示

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